菜の花の写真は、簡単なようで案外難しい…


 

春の風物詩のひとつでもある “菜の花” 、私はとっても好きなんです。
きっと このほんのり優しい色合いのイエローが、華やかでいながら決して押し付けがましくない、そんな独特の雰囲気を醸し出しているんですよね(^-^)

 

でも、これを写真に撮るとなると、簡単なようで実は案外難しいんです。
構図の定番としてはやはり、畑一面に群生したものを 広角ででとらえるような撮り方になってくると思うんですが、絞りの設定一つだけを取って見ても、絞ってパンフォーカスにするか、あるいは開けて奥行き感を出すか、なかなか悩ましいところです。

因みにこの日 私はマクロレンズで撮ってみました。
まぁ私は(マクロ領域に寄るか寄らないかは別として)とりあえず何でもマクロレンズで撮ってみるのが大好きな人間なので、別に「菜の花だからコレ!」というわけでもないんですけどね……受講生の皆さんはよくご存じだと思いますが(笑)

この日は強風が吹き荒れる相当厳しいコンディションではありましたが、すべてMF&連射で乗り切りました。
この上下2枚の写真は、どちらも絞りは開放付近にして、1/2000秒で切っています。

(敢えてスローシャッターで風による動きを表現するというのも定番です。三脚は原則必要になりますが…)

よければぜひ皆さんの撮影の参考になさって下さいね。

 

    • rintomo
    • 2010年 4月18日

    こんにちは。娘に先を越されちゃってますね(笑)
    HP開設おめでとうございます。
    わくわくしながらサイトを拝見させて貰いましたー♪
    これから先生そしてみなさんの作品を見せて貰えること
    とっても勉強になるので楽しみにしています。

    先日、河川敷の公園に咲いていた菜の花の背景に
    鯉のぼりが泳いでる風景を目にしたのですが

    >絞りは開放付近にして、1/2000秒・・・・

    スローシャッターで風による動きを表現するというのも定番です。三脚・・・

    しっかり頭に入れて撮りに行ってみようと思います(^○^)
    また教室でご指導のほど宜しくお願いします

  1. @rintomo さま
    初コメント、ありがとうございます。

    露出はその時その場の光の状況で大きく変化しますので、あまり上の数字に縛られず色々試してみて下さいね。
    ISO感度は(日中野外の晴天であれば)400あたりを上限と考えながら調節してみると良いと思います。
    また、明るい環境下でスローシャッターを切る際には絞りをできるだけ絞り込み、必要に応じてISO感度を減感し、適正露出に近づけるようにされると良いでしょう。もしNDフィルターがあればそれに頼るのも良いですね。

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