カテゴリー : フォトログ

撮影会 in 滋賀県・大津市 (Part2:大観覧車&琵琶湖大橋)

 
さて、皆さん。
いよいよ Part2 の始まりですよ!!
 
まだ Part1 を読んでいない方は、先にそちらを読んでくださいね♪
 
では、早速まいりましょう…!!
 
 
 ↓ ↓ ↓
 
 
 
再びI地さんの愛車アテンザに乗り込み、居初氏庭園からぐるりと回って来て約10分……
 

 
琵琶湖大橋の手前にある、ヤマダ電機テックランド大津堅田店に到着です。
本来ならば琵琶湖大橋のたもとにある『道の駅』まで行って駐車するべきだったのかもしれませんが、Part1の最後に言っていた例のアレを発見してしまったため、こちらに暫くとめさせていただくことにしました。
 
あ、一応断っておきますが、ちゃんとお客さんとして買い物もしましたからね……そこは良識ある大人として良心的に。。。
 
 
…で、例のアレってのがコレです。
 
 ↓ ↓ ↓
 

 
えもいわれぬ異様な存在感を放つ、この大建造物……
その名は『びわ湖タワー大観覧車:イーゴス108』です!!
 
ワタシもここに来てこの姿を目にするまで、その存在を完全に忘れてしまっていました。
 
これをバブルの遺産と言わずして一体何と言うべきか!
…ってな感じの見事な錆び具合ですね。。。
 
 

 
因みにこの観覧車は、その名の通り108mの高さがあり、1992年にこれが完成した当時は世界一を誇っていたそうです。
しかし、1992年といえばバブルがはじけた翌年ですから、まさに完成したタイミングが悪いとしか言いようがないですね…
 
この『イーゴス』という名称は一般公募から採用されたもので、『スゴーイ』を逆読みした言葉なんですって。
でも悲しいかな、2001年の閉園以来、解体費用が捻出できないままずっとこんな感じで放置されてしまっているそうです。
 
 

 
いやぁ……見れば見るほど見事な錆びっぷりですね。。。
 
でも、とあるTV局の取材によると、ここを管理する会社はいつかの運行再開に向けていまだに毎月一度の点検運転は実施しているんだとか…
もしそれが本当だとしたら、ある意味スゴ-イ粘りですね。
それにしても、こんなにも錆びまくった巨大な観覧車がすぐ隣にあるのに、ヤマダ電機やらイズミヤやらをポンポンと建ててしまう方たちの怖いもの無しの商売根性も、正直スゴーイと思いました。
 
 
そして、観覧車の真下の立入禁止区域には、こんな感じの仮説トイレも放置されていました。
 
 ↓ ↓ ↓
 

 
これまたスゴーイ荒れ具合。
ヒビ割れたアスファルト、錆びた鋼材、苔生したトイレ、風にたなびくススキの穂……
ちょっぴりシュールな感じが漂っていますね。
 
…で、トイレの向こうにある『かに料理』の看板が目にとまり、表に回ってみると……
 
 
 ↓ ↓ ↓
 
 
 ↓ ↓ ↓
 
 

 
ドーーン!!!!
 
大阪・道頓堀 “かに道楽” のカニも真っ青になること請け合いの、超BIGなカニのオブジェがお出迎え。
脚を広げると間違いなくお店の建物よりも大きいでしょう。 スゴーイ!!
 
いやはや…
我ながら、さっきから 『スゴーイ』 を連発しまくりですね……
もうそろそろ飽きてきたのでやめます。。。
 


 
で、こちらがお店の真正面。
 
むむむ……
さっきの仮設トイレの光景を目にして安易にシュールとか口にしていた自分が恥ずかしくなるくらいの圧倒的な世界観です。
もしダリミロがここに来れば大喜びしそうですね……ただただ素晴らしいの一言です。
 
因みに、このカニと同サイズのカニが後ろの畑に落っこちたまま放置されていました。
きっと脱皮したんですね(笑)
 
 
……で、 
この『山よし』というお店のことが非常に気になり、家に帰ってきてから調べてみたところ、京都と滋賀に3店舗を構える結構名の知れたお店であることが判明。
 
そして、堅田店の案内ページを開いてみたところ…
 
  『琵琶湖の静かな湖畔にて、「わび」「さび」を感じさせる京風のたたずまいのお店』
 
…という魅惑的なコピーを発見。
 
こ、これはもしや…!
まさか、後ろに見える観覧車の 「錆び」「錆び」を感じさせるたたずまい と掛けているのでは……!?
 
 
……もはやワタシのハートはこの素晴らしいセンスに打ち抜かれてしまいました(*o*)
 
 
 
 
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そんなこんなで、本来の目的である琵琶湖大橋に向けてみんなで歩いていきます。
またちょっと雨がパラついてきました。

 
 

 
脱皮したカニの件を話し合いながら、歩道をてくてくと歩きます(笑)
 
 

 
ものの5分ほどで琵琶湖大橋へ到着です。
 
因みに今回は橋を渡らなかったので体験できませんでしたが、実はこの琵琶湖大橋には『メロディーロード』という特殊な仕掛けがしてあるのをご存じでしたか?
アスファルトに特殊な溝が刻んであり、特定の速度でその上を走るとタイヤが鳴ってメロディーが聴こえる、という面白いギミックです。
これは近年になって実用化された国産の特許技術で、琵琶湖大橋では2009年に設置され、世界初の橋上メロディーロードにして600mもの長い距離でメロディーを楽しめるということで話題になりました。
琵琶湖大橋のメロディーロードでは、『琵琶湖周航の歌』を聴くことができます。
また次回ここを訪れる際には、ぜひ体験してみたいですね(^^)
 
 

 
これが琵琶湖大橋を支えるダンパーです。
橋のダンパーは、通行する車の振動による劣化防止、また地震や台風などの災害防止の観点から非常に有効なものですが、近年、こうした古い橋にも増設されるケースが増えてきましたね。 ビルの耐震補強工事などに使われることでも有名です。
でもこうして見ると、琵琶湖大橋のダンパーは端の規模の割には結構細めに感じますね。
一体いつ増設されたんでしょうか……ちょっと気になります。

 

 
これは、南側の橋のたもとにある、歩行者用の小さなトンネルです。
橋そのものは1964年開通ということなので相当古いのですが、このトンネルはアーチの部分だけが新しくなっていることが判別でき、なかなか興味深いですね。
 
 

 
…で、琵琶湖大橋のちょうど真ん中から空を垣間見るようにしてパチリ。
空が白く飛んでしまってイマイチな感じです……(-_-;)
 
 

 
そして、角度を変えてもう一枚パチリ。
先程に比べかなり薄暗くなってきていたので、早めにナトリウムランプが点灯してくれないかなぁ……なんて思っていましたが、結局ダメでした。 ちょっと残念です。
 
 
 

 
I地さんとY崎さんのお二人が、仲良くカメラを構えておられました。
フムフム……お二人ともキチンと脇を締めてホールディングされていて、ナカナカ良いですね!!
あと、後ろで釣りしてるタケオみたいな兄チャンも頑張れ!!
 
 
 
 
ん……?
そういえばI原さんは一体いずこへ……
 
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…おられました(笑)
この遠い距離から、I原さんの神出鬼没な雰囲気がよく伝わってきますね。
 
でも、風景写真を撮る場合には、こんなふうに自分だけのスポットを探すことがとても大切なんです。
そうしないと、みんなが似たような写真ばかりになってしまいますからね……
そこまで考えて撮影しておられるとしたら、ホント素晴らしいですね♪
 
 
 
 
そんなこんなで、やがて陽も傾いていきまして……
 

 
またもや、実にお約束な感じの集合写真です。
お約束過ぎるので、どうせならみんなでこの銅像と同じポーズでもすれば良かったですね……
ま、それもちょっと気持ち悪いか……(-_-;)
 
 
そして最後に、すぐ隣にある『道の駅』の店舗内に入りまして……
 

 
現代日本ゆるキャラ界の頂点に君臨する『ひこにゃん』のガチャガチャを発見したので、記念に一回だけやってみることにしました。
童心忘るべからず……!!
 
因みに出てきたのは、見本写真に一番デカデカと載っている、赤いひこにゃんスタンプでした。
一応、これは大当たりということにして素直に喜んでおくことにしました♪
 
 
 
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最後の写真が『ひこにゃん』というのはちょっとアレな気もしますが……f(^-^)
 
楽しかった今回の撮影会(撮影旅行?)も無事に終わり、大阪に向かって帰途に着きました。
途中、高速道路では嵐のような大雨に見舞われましたが、撮影中には一度もそのような天候にはならなかったことは本当に運が良かったです。
たまにはこういう遠出の撮影会もイイものですね♪
 
それではまた、次の記事をお楽しみに…!!
 

撮影会 in 滋賀県・大津市 (Part1:居初氏庭園&浮御堂)

 
大阪に強い雨が降りしきる中、滋賀方面の天候回復(維持?)を願いつつ、今回の撮影会は決行に至りました。
 
今回のお目当てである『居初氏庭園』は、知る人ぞ知る穴場ですね。
私もここは初めてなので、とても楽しみにしていました。
日本庭園が一番美しいのは 雪か小雨、とも言われますので、ぜひ現地のコンディションが良いことを願います。
 
 
……というわけで、今回はI地さんの駆るアテンザに乗せていただき、皆でいざ滋賀県へ!!
 
 
 
 ↓ ↓ ↓
 
 
途中、休憩や食事なども挟みつつ走ること約3時間、ようやく居初氏庭園に到着しました。
小雨が降っていますが何とか大丈夫そうです。良かった(^^)
 
 

 
想像していたよりも門構えは小さめで、ひっそりと建っているごく普通の日本家屋です。
なので、ここを目的にやって来た人でなければ、恐らくスルーしてしまうでしょうね。
現にわたしたちも、最初は見事に通り過ぎてしまいました(笑)
目の前の道は、車のすれ違いもままならないほどの細い道なので、わたしたちの車もかなりゆっくり走っていたはずなのですが。。。
 

 
でも足を止めてゆっくり眺めてみると、その雰囲気から、ここが実に由緒ある家であるという事がうかがえます。
 

 
それでは早速上がらせていただきましょう♪
(見学料金は、大人一人500円でした)
 
 
 
小さな扉をくぐって進んでいくと……
 
 

 
裏庭に出ました。
早速、上空からトンビが挨拶してくれました。
ピーヒョロロロ~♪
 
 
因みに『トンビ』というのは実は俗称で、本来の和名は『トビ』なんです。
ま、『シャケ』と『サケ』みたいなものですね。 どっちでも良いんです (笑)
 
 
 

 
ピーヒョロロ~!!
ピーヒョロロロ~!!!!
 
 
「なんかこのトンビ、こっちを睨んでるなー。 もしかして怒ってる…!?」
……なーんて思っていると、、、
 
 
突然、コイツが I原さんに向かって猛然と攻撃を仕掛けてきました!
I原さん、ピーンチ!!
 
で、、、
私はI原さんを心配するあまり(←言い訳)、その決定的な瞬間を撮り逃がしてしまいました。
……チッ(-_-;)
 
 

 
「いやぁ、気をつけてくださいねぇ……あれはね、今ヒナを育ててるからなんです。 他所から来た人をすごく警戒するんですよー」
…とご主人。
この方が由緒ある居初家の29代目、御年85歳。
 
「へー、そうなんですかー」
…ご主人の話に聞き入るI原さん。
 
 
私:
「I原さん、いつもの黄色い服着てはるから、余計に警戒されてるんじゃないですかねぇ……鳥が嫌いな色ってよく言いますし…」
 
 
I原さん:
「あー、それもあるかもですねぇ……」
 
 
ご主人:
「ホレ、あそこに大きな木がありますでしょ? あの木の枝にトンビの巣があって、夫婦つがいでヒナを世話してるんですわー」
 
 
どれどれ……
 

 
私:
「ん? どこですか…?」
 
 
ご主人:
「ホレ、あそこあそこ」
 
 ↓ ↓ ↓
 

 
おー! あったあった。
ちょっと見えにくいですが、ちゃーんと細い枝を編んだように敷き詰めて巣にしていますね。
ヒナが見えないのがちょっと残念。。。
 
 
巣の下まで行って写真を撮っていると、何やら遠くの方から鋭い視線を感じます。
まさか……!!
 
 ↓ ↓ ↓
 

 
おー、私も睨まれている!!
 
私まで襲われるのはイヤなので、ここはおとなしく退散です(笑)
むやみに怒らせるのも可哀想ですしね。
 
 
では、ここらでちょっと部屋に上がらせていただいてノンビリしましょう。。。
 
 

 
この眺めが、ここが『天然図画亭』と呼ばれるようになった由縁だそうです。
立派な枝ぶりの松の木がまるで日本画のように植えられ、奥に望む琵琶湖との調和をみせています。
枝の一本一本が見事に剪定され、鑑賞に最適な高さが保たれていますね。
 
ただ、ご主人曰く、左に見える柱を立てざるを得なかったのが残念でならない、との事。
なにぶん何百年も前の古い家のため、補強工事の際にどうしてもここに支えをしなくてはならなかったんだとか……
 

 
角度を変えてもう一枚。
さすがに歴史を感じさせますね。。。
 
こんな素晴らしい景観を楽しみながら、ご主人から貴重な話を色々とお聞きすることができました。
 
 
 
……で、、、
ちょっと外が明るくなってきたので、もう一度庭に出てみることにしました。
 

 
縁側で庭を愛でるお二人の図です(笑)
“愛でツール”がカメラなのが、実に『らしい』ですが……
 
 
それにしても、やはり茅葺屋根は風情がありますね。
もうこの時には雨は止んでいましたが、雨が降っている時でもこの茅葺屋根のおかげで家の中は本当に静かでした。
古来の知恵は素晴らしいですね。
 
 
 
そして……
しばらくすると、ご主人が気を利かせ、裏庭の向こうにある湖岸に行ってみるよう勧めてくださいました。
 
 

 
裏庭の横にある、鍵のかかったこの扉を抜けると……
 
 

 
…湖岸に出られます。
 
ご主人の話によると、今わたしたちが立っているこの場所は40年ほど前の護岸工事によって埋め立てられてできたもので、それまではこの右側に見える石垣のところまで琵琶湖の水がチャプンチャプンと届いていたとの事。
時が移ろえば景色もまた移ろいゆく……まさにそんな感じでしょうね。
でも、昭和9年の室戸台風の時にも、この石垣はほとんど大丈夫だったとか。。。
ホント、たいしたもんです。
 
 
……で、、、
 

 
…こちらが湖岸の反対側です。
 
ご主人によると、こちらに見える突堤も昔は無かったんだとか。
向こう側を見ると、水面より低い位置に現代的な家が建っているのが分かると思います。
ちょっと気になりますね。。。
でも居初さんの家をはじめ、昔からずっとあるような古い家はみな石垣の上に築かれていたのが対照的で印象に残りました。
 
それにしても、Y崎さんももうすっかり馴染まれましたね。
楽しそうな雰囲気がこちらにも伝わってきます♪
 
 
 
 
…で、またもや雲行きが少し怪しくなってきたので、本降りになる前に浮御堂まで歩いて行こうという話になり……
 
 

 
…歩き始めて、ものの5分ほどで浮御堂へ到着しました。
 
釣り人の視線が気になりつつもシャッターを切るI原さん。
 
そうそう、何を隠そう、実は私も25年来のBasserなんです。
皆さんの中にも、ご存じの方はいらっしゃるでしょうけど…
因みに“Basser”というのは『ブラックバスを釣る人』のことで、『バス・アングラー』の略ですね♪
私はこの日、カメラではなくバスタックルを持ってくるべきだったかも……と心の中で何度も思いました(笑)
 
 
ま、そんな冗談はさておき、一枚くらいはキチンとした浮御堂の写真を押さえたいと思い…
 

 
…パチリと。
 
この画面からは分かりませんが、この時は結構大きな雨粒が落ちてきていたので、空も暗くてドヨーンとしていました。
あまり重苦しい雰囲気にはしたくなかったので、かなり露出をプラスに振っています。
 

 
こちらが反対側に振り向いて、浮御堂を背にして撮った写真です。
向こうのほうに琵琶湖大橋が見えますね。
ここにも後刻訪れたいと思います。
 
『貸家あります』の表示がそそりますね…(笑)
でも屋根の上でトンビとカラスがずっと大喧嘩していました。
 ガァ!ガァ!!  ピーヒョロロロ…!!
カナリやかましい感じです(-_-)
 
 
…そんなこんなで、ちょっぴり雨が強くなってきたので、とりあえず居初氏庭園まで引き返すことにしました。
 
 

 
庭のツツジに綺麗な雨粒が乗っていたのでパチリと。
本当はもうちょっと絞って花びらや水滴の部分も被写界深度に収めたかったんですが、辺りが暗かったので妥協しました。
ま、シベにはちゃんと合っているので許してくださいませ。。。
 
 

 
この写真の奥に見える、石を彫り抜いて作られた甕(かめ)は、ご主人が最も大切にしておられる先祖伝来の逸品だそうです。
ぜひこれからも重厚な歴史を刻んでいってほしいものですね。。。
 
 
 
 
そして、、、
日が傾く前に琵琶湖大橋に向かうため、そろそろここを後にすることにしました。
 
せっかくなので、またみんなで集合写真を撮ることにしました♪
 

 
うーん……
全員で浴衣でも持ってくれば良かったかもですね……(-_-;)
 
因みにですが、赤・青・黄と信号の3色が揃っているのはもちろん偶然です(笑)
本当に良い記念になりました♪
 
 
こんなにも世話の行き届いた素晴らしいお宅とお庭を快く案内してくださった居初さんに心から感謝を申し上げ、また秋か冬に必ず戻って来ることを皆で約束してこの場所を後にしました。
 
 
 
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ここまででようやく【Part1】が終了です。
次は琵琶湖大橋へ向かいますよ!
でもその前に、見つけてしまったアノ巨大建造物…
かく言うワタシも、それを間近で見るまではすっかりその存在を忘れていた、アノかつての琵琶湖名物……
 
続く記事もお楽しみに♪
 
 
 Part2へ ▶▶▶

撮影会 in 花の文化園 (2011年6月)

またまた久しぶりの更新になってしまいました。
皆さまどうもスミマセン。
(なんか最近毎回謝ってばかりいるような…)
 
 
あ、そうそう。
実は、来月より私の事務所の名称が変更となり、その関係で、今回の記事から掲載写真の“ウォーターマーク”も変わっています。
なんかロゴが真ん中にあって見にくいー!というご意見もおありでしょうが、昨今、平気で掲載画像を盗んでいくようなフトドキ者が徘徊しておりますので、そこは何卒ご了承下さいませm(__)m

 
 
…ま、そんなこんなで気を取り直してまいりましょう!!

 
 
今回は、急なご予定で参加できなかった方もおられたため、いつになく少人数での実施となってしまいました。
でも、多少の事情があろうとも、皆さんが楽しみにしておられる限りはできるだけ実施するのが私の役目だと思っています。
しかも梅雨真っ只中の本格的な雨模様で、温室にこもりっきりになることも覚悟の上での決行でした。
 

 
空も暗くて、ドヨーンとしていますね。。。
 
 
因みに、今回参加されたのは……
 

 
HelveticaロゴのTシャツが何ともデザイナーゴコロをくすぐる、H島さん
 
 

 
そして、今回はオシャレ長靴で参戦のN村さん
 
以上、2名のみ……(ToT)
ちょっと寂しいですが、プライベート感があってこれはこれで良しとしましょう(^^)
 
 
 
 
それでは温室内の植物をどうぞ。
まずはサボテンから。。。
 

 

 

 
サボテンというとすぐにトゲトゲに目を奪われがちですが、サボテンの花はどれも本当に不思議さ満点です。
花の中に花が咲いているようなものもありますよね。
色も形も、見れば見るほど不思議です。
数ある植物の中でも、サボテンは未だに謎が多くて、あまり研究が進んでいないそうです。
なんだかそれも頷ける気がしますね。。。
 
 
 
さて、お次は…
ご注意! ムシ嫌いの方はスルー推奨です!!
 
 
 

 
クモですね(笑)
脚も含めて1cmくらいしかない、小さなクモです。
花びらの隙間から獲物を狙っているのを見つけたので、そっと近づいて撮りました。
 
……ん?
……獲物って、もしかしてワタシ??? 目も合ってるし……
 
この写真は、今回残念ながら撮影会に参加できなかった、『ムシ大好き』O野さんのためのお土産です(^^)
 
因みにクモは、いわゆる“昆虫”ではありません。
ま、広義での“ムシ”とは呼べるかもしれませんが……
この辺りの話はややこしいので、また別の機会に。。。
 
 
 
では次へどうぞ。
 

 

 
どちらの写真もなんてことのない日の丸構図ですが、こうしたシンメトリーが際立っているような花は、敢えてそれを生かした撮り方をしてみるのも良いですね♪
但し、花との距離や絞りを意識して、うまく味付けしてあげることが大事かと。。。
 
 
 
では次。
 

 
バラです。
私はバラを見つけるとつい、こういう構図で撮ってしまいますね。
まぁバラに限らずですが、こんな感じで同じ花を前後に並べて、手前はキリッとシャープに、奥はフンワリとぼかして撮るのは定番中の定番です。
そして、これは前にも書いたことがあったかもしれませんが、特にバラのようなボリューム感のある花は、こうして花びらだけで画面全体を埋めてしまうような撮り方が非常に映えますよね。
皆さんもぜひ参考になさってみてください。
 
 
 
ではまた次へ。
 

 

 
この2枚の写真は、今回一番力を入れて撮りました。
この私が珍しく花のために三脚を使いましたからねぇ…(笑)
 
因みに、先のピンク色の“しべ”のクルッと丸まっている部分の直径は、約1.5mmです。
温室内なので風はないのですが、自然な空気の微妙な流れだけで簡単にファインダーの外に逃げてしまうほどの難しい条件でした。
でも、個人的にはこれくらい難しいほうが俄然やる気になるんですけどね p(^^)q
 
 
 
次は葉っぱです。
 

 
これも定番ですね。
葉脈の綺麗なものを見つけて逆光で透かして撮るのですが、この日は厚い “雲ディフューザー” のおかげで、かなりソフトな印象になりました。
晴れの日に撮ったキリッとした葉脈も良いですが、こうした優しい雰囲気の葉脈もとても良いですね。
 
 
 
で、、、
そろそろ休憩も兼ねて、サクッと簡単な集合写真(?)を撮ることにしました。
 

 
あ…
あまりにもサクッとしすぎて、ちゃんと正対できてしませんでしたね………反省です(-_-;)
いくらカメラがキチンと水平が取れていても、ちゃんと被写体に対して真正面に向いていないと、こんなふうに斜めに傾いて見えてしまう現象が起こるんですね。
ま、これも教訓ということでお許しをば。。。
 
 
 
 
 
そんなこんなで閉園時間となりまして……
 

 
最後に、温室の出口に咲いていたアジサイをパチリ。
本当はこの続きにホタルも見に行く予定だったのですが、あいにくの大雨のため中止となりました。
残念……
 
でもその影響もあってか、15時を過ぎたあたりから温室は完全に貸切状態だったので、気兼ねすることなく存分に撮影を楽しめたので良かったです。
今回参加されたお二人も花の文化園は初めてだったそうですが、かなり自由に撮影を楽しんでおられましたしね♪
まぁでもせっかくなので、次回ここに来る時にはぜひスッキリと晴れ渡った天気になってほしいものです。
 
 

さてさて、、、
明後日は土曜日クラスの皆さんと、滋賀県の大津市方面へお出かけしての撮影会です。
この梅雨空、一体どうなることやら……